私どもは今年度京都府及び京都市左京区さまからの助成を得て、以下のような形で食文化の調査を致すこととなりました。そこでこの事業に多くの方のご参加を頂きたいと考えており、下記の内容にて情報提供者と調査員(ボランティア)の募集を致したいと考えております。ご協力をお願いできれば幸いです。
1.情報提供者の募集について
誠に勝手ですが、下記の条件にて募集いたしております。
①.京都府及び京都市内の現在おすまいの住所に長く(100年近く)在住している方
②.1時間ほど時間を割くことができる方(聞き取り調査の時間)
③.当方の調査員が訪問するばあいは、面談の為の適切な場所をお持ちであること(ご自宅:公民館などにてお友達と一緒でも)、もしくは、京都大学への訪問が可能な方であること(この場合は交通費のみ当会で負担します)
④.謝金やお礼などは用意できませんのでこの点のご了解を頂ける方
2.調査員(ボランティア)の募集について
誠に勝手ですが、下記の条件にて募集いたしております。
①.京都府内の大学生(大学院生)である方
②.一般の方(おばんざい研究会の一員として活動できる方)
いずれも一回数時間(移動時間含む)の調査を行える時間をお持ちの方
交通費は規則に従ってお支払いします。日当、謝金等はありません。
3.お申込みについて
お申込みについては、以下の点をご連絡ください。
①.情報提供者の方
住所・年齢・在住年数・調査場所(自宅・京都大学など)・日時の都合など
またお友達と数人で一緒にという方も歓迎します。
②.調査員(ボランティア)の方
住所・年齢・学生or社会人・日時の都合など
③.連絡先
お問い合せフォーム
携帯電話 090-5415-7406 藤掛まで
4.食文化調査の概要
◇調査事業仮称・・・・「京都の家庭内でのしきたりとそれにともなう食文化の調査」
◇調査目的 ・・・・・京都の食文化を伝承していく為に、家庭内でのしきたりやそれに伴う食の形式や、いわれ、内容、特徴などを明らかにすること。
◇調査地域 ・・・・・京都府内全域、左京区内の場合は修学院地区に設定済
◇実施期間 ・・・・・2015年7月~11月(左京区限定の場合は7~8月)
左京区は第一回調査日は7月26日(日)9:30amからに決定
◇調査対象者・・・・・京都府内に3代以上(概ね100年)前から在住している家庭
左京区の場合は修学院地域の農家(設定完了済)
◇調査方法 ・・・・・聞き取り調査(調査票を中心に調査者が筆記)
◇調査内容
1.項目の分類
①.毎月繰り返されるしきたりに伴う食のきまり・・・・・月末のきらずなど
②.年に一度のしきたりに伴う食のきまり・・・・・・・・五節句など
③.季節毎(或いは定期的)のしきたりに伴う食のきまり・祭り・盂蘭盆など
④.一生に一度のしきたりに伴う食のきまり・・・・・・・葬式など
⑤.特別なしきたりはないが必ず食べるもの・・・・・・・筍料理など
2.項目の詳細
①.しきたりの名称・形式・内容・いわれなど
②.食のきまりの型式・内容・いわれ・メニュー・材料・調理法(レシピ)など
③.実践されているか、いつごろまで実践されたかなど実行の実態
◇調査書の編集・・・・2015年11月~2016年1月
◇調査結果の報告・・・2016年2月報告書の発行にて行う予定。
5.その他
①.7月26日左京区で調査と行います。ぜひご参加ください。090-4152-7406藤掛まで
②.大変厚かましいお願いですが、お友達やご親戚の皆様にお声をかけて頂きます様お願い申し上げます。